John Coltrane - Impressions ( Album Version)
バルトークが民謡の採集をしていたときにたくさん民謡に教会旋法が使われていました。古い音階が残っていたわけです。
バルトークはミクロコスモスをはじめとして作品のなかにたくさん教会戦法を使いました。
ジャズの世界ではマイルス・デイビスがモード奏法をはじめ、以後、多くの奏者が受け継いでいきました。コルトレーンのインプレッションズ わかりやすい例ですね。
わたしは調判定は得意なほうです。何調から何調に転調とか、まあ、それなりにわかります(1拍ごととかだと追いつかないですが)
しかしモードについては。
理論は勉強してきましたが、なかなか調判定のようにぱっとアドリブソロを聴いて、「モードだ」というのはわかるんですが、どんなモード、ナントカスケールと反射的には出てこなかった。
それがバルトークのミクロコスモスを弾きまくっていたら、体の感覚として入ってきました。増4度があるのがリディアンなんだ~とか。ミクソリディアの明るすぎる感じ。
ルネサンスから現代のジャズまで教会旋法(モード)がずっとつながっているのが面白いです。http://mimeyama.hatenablog.com/entry/2016/10/13/100943
ということで
ニュースタンダードピアノ曲集 バルトーク ミクロコスモス(1&2) (ニュー・スタンダード・ピアノ曲集)
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ミクロコスモスでモードをやっておくと、ジャズのモード理論も楽々です。というか同じものなので。
10月31日に奈良で「はじめてのミクロコスモス」
セミナーとワークショップを行います。
http://mimeyama004.hatenablog.com/entry/2016/09/20/232025